| チラシ ともかく文章が書いてあると、読まずにはいられない体質です。新聞の折り込みチラシも、その例に漏れません。殴り書きのような手書き文字の迫力ある閉店告知とか、このお財布を持っていると大金持ちになれるとか、そんなものもつい読んでしまいます。 近所のお店のセールのチラシで、「モンスラ」なる意味不明の単語を発見しました。モスラの仲間みたいな語感ですが、どうも「モンペ+スラックス」らしい。 秘かにコレクションしているチラシもあります。そこのチラシはいつもすごいのです。何行にもわたる長ーいセンテンスの上に、主語と述語が対応していない難解さ。びっしりと紙面を埋め尽くすレイアウトの迫力。読んでいると、だんだん頭がぐるぐるしてきます。 田舎はあまりチラシが入ってこないので、さみしい感じがします。でも、逆に濃いのは多いかも。たまには、大きくて華やかな百貨店のチラシが見たいです。 |
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仲良し 熊が二匹になりました。右がgigletさんので、左の黒いレザーはコム・デ・ギャルソンのもの。 黒熊くんは、おすわりできません。スタイリッシュなくせに、ちょっといびつ。この二匹、プロポーションはぜんぜん違うのに、なんとなく似た感じがするのは、腕の感じでしょうか? |
| モジズリのこと 深沢七郎に「みちのくの人形たち」という短編があります。1981年の谷崎潤一郎賞受賞作。そんなに昔の作品ではありませんが、既に文庫本(『みちのくの人形たち』中公文庫)はなく、この著者の本で簡単に手に入るのは『楢山節考』(新潮文庫)くらいでしょうか。 「みちのくの人形たち」もまた暗い話です。人間の暗い部分の話。この作品にはモジズリ(=ネジバナ)が重要なモチーフとして出てきます。夫にとってはネジバナといったら、まずこの作品を思い出すそうです。書架から出してきてくれました。 ネジバナは、近くにある植物にからむことがあります。25日の写真のネジバナも、3本の茎が互いにからまりあっているものです。身をよじるようにねじれて咲く花の姿には、可憐さと同時に、不気味な気配があるのかもしれません。 |
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| 美しいコロナ そろそろお昼という時間に、日陰から移動してきたネコたち。たっぷりと日を浴びて満足そう。今日は朝からとても暑いのに。 百科事典(平凡社『大百科事典』)を眺めていました。漫然と見てゆくのが好きです。 たまたま目に留まったのは「日食」。日食の説明に続いて、観測法の項です。 |
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| 「コロナは美しい。」 いきなりこのことばで始まるのです。え?観測法? そしてこう続きます。 「肉眼で見るだけでもすばらしい景観である。」 つまり、この項を担当した日江井栄二郎さんは、まず、コロナは美しいものだ、と強調したかったのですね。 私にとって日食の観測は、徐々に月によって太陽が隠されていく過程を観察するもの、と考えられるのですが、そんなことより「ともかくコロナ!」らしい。 だいだいこの「観測法」の項には、ほとんどコロナのことしか書かれていないと言っても良いくらい。「暗い空にあやしくコロナが輝く」(引用そのまま)のを見ずには、日食観測は成り立たないようです。 なお、皆既日食でないとコロナは見られない、とありました。次の皆既日食は、いつどこであるんでしょう? 追加情報:皆既日食ではないときもコロナの観測はできるそうです。ただし、肉眼では無理です。 |
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ネジバナ ねじれた様子からついた名前がネジバナ(別名モジズリ)。小さい頃「ネジリバナ」と呼んでいました。 今、見ごろです。 この花で思い出すのは百人一首でしょうか。 みちのくの しのぶもぢずり たれゆえに 乱れそめにし われならなくに (題しらず:河原左大臣) 「女からの心変わりを非難されたときの巧みな殺し文句として詠んだもの」「女の恨み言の鉾先をかわしながら、逆に女のつれなさを怨じてみせる技巧である」と『百人一首』(大岡信:講談社文庫)にはありました。 作者は天皇の皇子で、教養も高く贅沢と遊びが好きな色男だったみたいです。 |
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2002/07/25
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