| ばびぶべぼ 2003/05/26 このところ、ちびちびとレーモン・クノーの『文体練習』を読んでいます。ごく簡単な話を99通りに書き分けている本です。単語の語頭を欠落させたものや、脚本の体裁にしたものなど、ありとあらゆると言いたくなるほど多彩な文体が並んでいて、とても楽しい。 読んでいて、急に小学生のときのヘンテコことばを思い出しました。『文体練習』にも出てきます。79番目。1音ごとに母音が同じバ行の音を入れていくことば遊びです。 例えば「あしたまたね(明日またね)」と言うときには、「あばしびたばまばたばねべ」。音が増えて、たいしたことを言っていないのに、長さは倍になるのでした。 どうしてこんな言い方がはやったのか、今となっては全くわかりません。局所的な流行だったのでしょうか? 私はこの言い方に馴染めませんでした。この言い方ができないと仲間じゃない、というような風潮もちょっと苦手でした。はやりに乗れないのは、今と同じです。 |
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高級ノート 2003/05/25 花ぎれとスピン付き。今日はこんなノートを作りました。仕事にも使うから、という夫のリクエストです。 ネイビーブルーの無地の布にワインレッドの見返し、グレーのスピン。花ぎれは、ワインレッドと白のストライプです。ちょっと高級仕様かも。 スピンが付いているのは便利ですね。 |
| 途中で順番を間違え、ひどくあせりました。やり直しの出来ない部分なので、半べそになってしまう。強引に剥がして、作り直しです。なんとか、まずまずの出来栄え。 |
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| かつ消えかつ結び 2003/05/24 岡崎京子さんの『うたかたの日々』が昨日届きまいました。 仕事の合間に、隠れるようにして一気読み。読み終えて、自分がどこにいるのかわからなくなっていました。現実との強烈な違和感。周囲を見回しても、しばらく「ズレ」が直りませんでした。久しぶりの感覚です。 |
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| ヴィアンの『日々の泡』も読んでみたくなりました。一緒にすすめられたジャン・コクトーの『ポトマック』も買ってしまいそうです。こういった類いの本を好んでいた10代の頃に戻った気分。 すっかり「心ここにあらず」状態になっていた私を現実に連れ戻してくれたのが、写真のピーナッツです。実はこれ、消しゴムなのです。こんなふうに無造作にテーブルに置いてあると、本物にしか見えないけど。 恋桃さんから届いた「ピー消し」は、写真にもちらっと写っている半透明の封筒に入っていました。とてもシックな色です。社会復帰を助けてくださって、恋桃さん、どうもありがとう。 まぼろしの仕事 2003/05/23 子どもの頃、大きくなったら「青いものを売るお店」をやってみたいと作文に書いたことがあります。本心とは言い難い、文字通りの「作文」。One Dayにも書いたことがありましたね。 小学生よりもう少し大きくなって、14歳くらいの頃でしょうか?当時の私が漠然とあこがれていたのは、漫画家でした。あこがれたというのは、正確ではないかもしれません。自分にも可能性があると思ったのです。私にもできる!と。 絵の才能が乏しいことは、わかっていました。それなのにできるかもしれないと思ったのは、飛び抜けた絵の才能がなくても、なんとか見せる方法があると思ったから。この「思い込み」は、高校生になっても、うっすらと続いていたように思います。 楠本まきさんの『致死量ドーリス』を見たとき、驚きました。当時の私が、描くはずだった作品にとても近く思えて。もちろんそのころの私はまだ幼稚だったので、楠本さんのように洗練された表現はできなかったはずですが、エネルギーの噴出の方向が極めて近いのです。真っ白い表紙に銀色のハサミ、ページの色合いもヒリヒリした小生意気な「女の子」の気分にぴったりです。 |
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| いつかまた岡崎京子 2003/05/22 長く待たれていた岡崎京子さんの『ヘルター・スケルター』が先月単行本化されました。最近刊行が相次いでいて、今月に入って『うたかたの日々』(写真右)や『恋とはどういうものかしら?』も出ています。 心に重くしこりそうな『ヘルター・スケルター』は後にして、今月出た2冊を先にオーダーしました。 |
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| 彼女は天才だと思います。 1996年5月、不慮の事故に遭い意識不明との報道に接したときの衝撃は、今も忘れることができません。新作はもう望めないのかもしれないと思うと、とても悲しい。 旅する本 2003/05/21 海外文化を紹介するコーナー(朝日新聞2003年5月21日)にこんな記事がありました。「イタリアの人気ラジオ番組“ファーレンハイト”が行う“パッサリーブロ”は、公園のベンチや駅の待合室など街中を未知の本との出会いの場に変えるユニークな試み」。アメリカ発の「ブック・クロッシング」運動のイタリア版で、好きな本を好きな場所に置いて、誰かに読んでもらうのだそうです。本をパスしていくのですね。 詳しく知りたいと思ったのに、記事にはURLの記載がなくて、ちょっと不親切。“パッサリーブロ”の綴りも出ていないので、調べるのにちょっと手間取りました。たぶん「passa libro」だろうとあたりをつけて。 “ファーレンハイト”のサイト、わかりました!でも、イタリア語は難しい。地図をクリックして旅している本を見ても、よくわからないのが悲しいです。 瓶に手紙を入れて海に流すように、偶然によって本が旅してゆく。私の本も旅に出してみたいと思いました。とても楽しそうです。 |
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| 天一天上 2003/05/20 たまに日めくりを眺めることがあります。今日の暦には「自信は成功の第一の秘訣」という格言めいたものが書いてあって、「天一天上」とあります。「天一天上」って、ときどき見るのですが、なんでしょう? 今日は忙しいので、逃避してつい調べてしまう私でした。 国立国会図書館の「暦の中のことば」によれば、選日の一つで、「天一神が天上に上がっている(中略)16日間のこと。この間はどちらの方向に動いてもよいが、結婚は忌む」とあります。「天一神は44日間を下界で八方を巡り過ごすといわれ、これを天一神遊行という。その後天上に昇り16日間を天上で過ごすといわれる」ということは、この神様はぐるぐる巡っているのですね。 そういえば、平安期の物語では、しょっちゅう「物忌み」だの「方違え」と言っていますが、この神様の関係なのでした。悪い方角(その方角にこの神様がいます)を塞ぎ、守ってくれているので、そっちには行かない(=「物忌み」)し、どうしても行かなければならないときは、いったん別の方角に進んでから目的地に行く(=「方違え」)のです。 忙しくてカリカリしていましたが、六曜や選日、二十四節季などをあれこれ見ていると、気分が静まる感じです。 |
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| 早起き 2003/05/19 土曜日も日曜日も仕事のため早起きをしました。3時50分起床。早朝というより、夜中の感じです。 さすがにこれほどの早起きをすると、午前中がすごく長いのです。仕事を2つ終えて、ほっと一息でまだ10時半。なんて素晴らしい! |
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| 普通なら気怠い月曜日ですが、今日はまずまず快調です。けさも5時起床で、これまたかなり早いけど、うす暗いうちに起きるのと、明るくなって起きるのとでは、ぜんぜん違います。1時間くらいしか違わないのに、とってもよく寝た感じ。 日曜日、市内にある古墳に行ってきました。前方後方墳。赤い丸のところに小さく見えるのが人です。かつてはこの中に眠っている人がいたのですね。 アウトレットセール 2003/05/18 嬉しい気持ちです。手製本と布ノートが全部できあがりました。現在養生中。明日には全て発送できる予定です。 思えば長い道のりでありました。ご注文からずいぶん長い間お待ちくださって、みなさま、どうもありがとうございます。 それにしても、作れば作るほど上達するのですね。でも、それと同時にアラが気になるようになってしまうのは、嬉しいけど悲しい。 先日予告したように、アウトレットセールを行うことにします。ページは明日の朝、アップする予定です。不具合の部分がわかるように写真を撮り、説明文を添えました。書いていて、つい涙ぐんでしまう私です。こんなにたくさん不憫なコたちが‥‥と思って。時間になりましたら、ANNEX(別館)でどうぞ。 役立つ機会がどうかどのコにも与えられますように。 |
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| 絵を描こう! 2003/05/17 ときどき、いたずらで絵を描いてみることがあります。描くのは楽しい!でも、思うようにできなくて、途中で嫌になることも多々。もっと上手に描けたら、と強く思います。 でも、「上手に描く」って、どういうことなのでしょうか?とりあえず思いつくのは、何なのかわかる絵、でしょう。犬なのか鳥なのかカエルなのかわからない絵は、やっぱりヘタですよね。 今日、なんとなく本を眺めていて、「エンバリーおじさんの絵かきえほん」シリーズを見つけました。ロングセラーを続けている人気シリーズ、ということですが、残念ながら私は知りませんでした。こういう本が欲しかった! 単純な図形をつかって、いろいろな動物を描く『Ed Emberley's Drawing Book of Animals』(写真左)、指をスタンプにしてぺたぺたしながら描いてゆく『Ed Emberley's Fingerprint Drawing Book』、ハロウィンには手描きイラストでカードや本をとキケンな野望がふくらむ『Ed Emberley's Halloween Drawing Book』(写真右)。 何か描きたい!作りたい!という気分にぴったりの本ですよね。 |
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| 東洋の魔女で売れ 2003/05/16 ずいぶん雰囲気が違いますが、下の2枚のディスクは全く同じ内容です。 『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35』という受けそうな組合せ。こういうベタな名曲、私も好きです。 演奏は諏訪内晶子(ヴァイオリン)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(アシュケナージ指揮)で、まず文句のない出来上がり。特にツヤツヤとしたヴァイオリンの響きが素晴らしく、いくぶんゆっくりしたテンポが、その艶やかさを際立たせているようです。 メンデルスゾーンさんもチャイコフスキーさんも、草葉の陰でさぞや喜んでいることでしょう。 左のやわらかめに仕上げているのが、日本盤。右のコワイのは、輸入盤です。クラシックのディスクが豊富なので、他のものと一緒にドイツのアマゾンで買ってみました。日本のアマゾンにも並んでいるようですが、『Violin Concertos : MENDELSSOHN / TCHAIKOVSKY / ASHKENAZY / CPO』とあって、肝心の諏訪内さんの名前がないではないですか!名前なんかどうでも良いとか(わけはないですよね)。 輸入盤のジャケットだと、まるで「魔女」みたいです。この路線で売る? |
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