木のアイコンOne Day --ックナンバー--

女のロマン? 2003/03/10

まり聞かないことばですよね、「女のロマン」。女性の場合、もしかしたらないのかもしれないと思うけど、デュラスのように晩年を若い男性と過ごす、というのはどうでしょうか?
日本では去年公開されたジョゼ・ダヤン監督の『Cet amour-lá:デュラス 愛の最終章』。ジャンヌ・モロー演じるデュラスと、38歳年下のヤンとの16年間の物語です。私は残念ながら見ていないのですが、サントラは聞きました。ピアフやビリー・ホリディ、アダモなどの歌が入ったノスタルジックな色彩が濃いディスクで気に入っています。
音楽を担当しているアンジェロ・バタラメンティのことはよく知りませんでしたが、今日はじめて、ブルーベルベットなどデイヴィッド・リンチの作品の全てを手がけている人だということを知りました。びっくり!
たいていの場合、音楽にはその人の雰囲気のようなものが出るので、違う監督の作品を担当していても、なんとなく匂いがします。でも、『Cet amour-lá』のサントラを聞いても、ぜんぜんわかりませんでした。
DVDが発売になり、色々なところで紹介されている『マルホランド・ドライブ』(左の写真はサントラ)は、たぶんデイヴィッド・リンチらしい音楽だと思うけど、ちょっと興味が湧いてきました。
まず、『Cet amour-lá』を聞き直してみなくてはいけませんね。
なお、晩年は若い男性と、の日本代表として、私は岡本かの子の『老妓抄』をあげたいと思います。
デュラス 愛の最終章(eigafan.comのサイトです)
マルホランド・ドライブ(公式サイト)
岡本かの子文学碑(息子太郎のデザインです。川崎市教育委員会のサイト)



再び男のロマンについて
 2003/03/09

ろいろ見ていると、さまざまな「男のロマン」が見つかります。
いわく「バニーガール」「木製帆船模型」「秘密基地」「馬主」「ダム建設工事」などなど。眺めていて、何かポイントがあるのでは?と考えていました。
しょっちゅう、どうでも良いようなことについて、二人してあれこれ言い合っているのですが、まず、ジャガーと別邸から考えてみましょう。
「車も家も女性名詞だから、両方とも女性の比喩というのは?」と、口火を切ったのは夫です。そうかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。
私があまり納得していないので「究極には、富と名声なんじゃない?」と、また彼が言い出しました。それも嘘ではありませんよね。でも、ジャガーと別邸とは性質が違う。ジャガーと別邸は、もっと親密なロマン、いわば内側のロマンです。
人によってその区別はいろいろでしょうが、ジャガーが女性と過ごすようなロマンで、別邸は紳士だけのクラブのような社交場というジェントルマン型。逆にジャガーを駆るひとときが内省的に過ごす一人の時間で、別邸ではガールフレンドたちと楽しく騒ぐプレイボーイ型とか。
どちらも、その人の内面の喜びなのではないかと思います。
「大規模プロジェクトに男のロマンを託す」というタイプは、富と名声の系統、常に他者の評価がつきまとう外側のロマンなのではないでしょうか。
男のロマンには、内側のロマンと外側のロマンがあるというのが、とりあえずの今日の結論でした。



あの顔は 2003/03/08

ャデラックCTSの広告、ご覧になりましたか?今日から販売開始というキャデラック初の量産モデルです。
車を見るとき、私はフロント部分のデザイン(顔)が一番気になります。キャデラックCTSは、「マジンガーZ」
でした(写真右はDVDのマジンガーZ BOX1』)。
マジンガーZ BOX1
日本ゼネラルモーターズによると、「引き締まったシャープなラインと鋭いエッジにより構成された彫刻的なデザイン」(リンク先は日本ゼネラルモーターズのサイトです。キャデラックCTSもご覧になれます)とありますが、顔はやっぱり「マジンガーZ」。角がないのは、ちょっと惜しいですが。

ところで、男のロマンに「巨大ロボットの操縦」を思い浮かべる方もいるのですね。飛行機の操縦などの仲間のようですが、ただ操縦するだけではなくて戦闘をするのが主目的、という点で大きく異なっています。
私の思う「男のロマン」とは違うけど、
世界征服にせよ、愛する者のために戦うにせよ、危険と隣り合わせというところが、いかにも「男のロマン」風。
鉄人28号のようにコントローラーで操作するのでは、だめですよね。人がロボットの中に入らなくては。その元祖は、確か「マジンガーZ」なのでした。

三つ子の魂
本官とベンツ




男のロマンについて
 2003/03/07

ャガー・別邸、男のロマン。ふと思いついたことですが。
でも、そうはずれてはいないようにも思います。必要なのは、まず財力!でもそれだけでは不十分です。若造にはどちらも似合わないと思うので、それなりの年齢も必要でしょう。ただし、しょぼくれた中年ではいけません。引き締まった身体と怜悧な頭脳、典雅な身のこなしと趣味の良い着こなし。
たいへんハードルの高いものなのですね(というか、こんな人いるのでしょうか)。

昨日、出先で知りあいに会いました。クリスマス以来だったので、「明けましておめでとう」とわざと間抜けな
挨拶をしてニヤニヤ。
それが急にまじめな顔になって「××さん(夫の名前です)に伝言お願いしていいですか?」と言うのです。
共通の知人なのですが、何をわざわざ言い出すのだろうと思ったら、「僕、ジャガーを買いました、ってちょっと自慢っぽく言っておいてください!」と元気よく。
ひゃー。身近にジャガーを持つ男性が現れるとは。ちょっとまだ若いと思うけど、他はまずまず合致すると思える彼だから、ま、いいんじゃないでしょうか。財力のことはよく知らないけど。
塗装がね、これこれこうなっていて特別だから、このへんじゃ修理できないんだよねー。手がかかるヤツなんだけどさ」と、やっぱり嬉しそうです。
「じゃぁ、その塗装を調べるためにも、釘かなんかでボディーを削ってみたいですよね。あ、エンブレムもかわいいからもらってこようかな?」とノロケにはいじわるで対抗。


バーバレラ 2003/03/06

ップで愛らしいブリジット・バルドーを聞いていたら、昔のキッチュな映画を見たくなりました。選んだのは『バーバレラ』。BBの夫でもあったロジェ・バディムのナンセンスなSF映画です(1968年)。
うわさ通りのエロティックでおバカな作品。バディムはジェーン・フォンダに夢中だったのでしょうね。
バーバレラ
夫はバーバレラに扮するジェーンが好きではないので、星一つ、だそうです。でも、あまりに馬鹿馬鹿しくて、私は楽しかったな。
ちょっと気になったのは、しょっちゅうバーバレラがぽかんと口を開けていること。いわゆる「ポカン口」でした。



ネットでショッピング
 2003/03/05

るアンケート調査に回答しました。1ヶ月にどのくらい買い物をしているかを答えるものです。家計簿を付けていないので、記憶をたよりにわかる範囲で回答しました。
とりあえず何でもやってみたがる私と違って、夫はめんどうだからと最初回答を嫌がっていました。ところが、どうした風の吹き回しでしょう。途中からレシートなどを探して、自ら積極的に。初めて明るみに出るわが家の消費動向に興味をそそられたのかもしれません。暴れる真実、みたいな感じでしょうか。
現金支出以外に、ネットでの買い物がどのくらいあるかも調べてみました。
計算してびっくり。全支出の約3分の1がネット・ショッピングです。田舎に住んでいるのも大きいのでしょうが、それにしても多いですよね。
みなさんはどのくらいありますか?



雑貨缶 2003/03/04

プンクさんの手づくりショップでお買い物。昨日届いた雑貨の缶詰めです。手製の缶にバッジが2つ、シールいろいろ、マグネットやコースターに切手。ワクワクする組合せです。あたり券が入っている缶が、たった一つあるそうですが、残念ながら私はハズレでした。切手に濃い系おじさんの肖像があって、大受け。もしかして、私のためのセレクトなのでしょうか?
雑貨の缶詰め
スプンク(えりすけさんのサイトです)
通常振替15円!(One Dayです。「てづくりブック」が届きました)



Brigitte Bardot 今宵バルドーと共に 2003/03/03

いたばかりのこのディスク(『Brigitte Bardot』)は、去年の秋に出たデジタルリマスター盤です。LPをそのままCD化したものなので、たった8曲だけでおしまいですが、ブリジット・バルドーの愛らしさがたっぷり。どの曲も2分ちょっとしかないけど、表現力が豊かで短さを感じません。
久しぶりに彼女の歌を聞いて、改めてBBってすごくかっこいい!と思いました。
Best of BB 昔のレコードそのままの『Brigitte Bardot』も悪くないけど、時間が短くて物足りないむきには、『Best of BB』はいかがでしょう。20曲も入っていますから、じっくり楽しめます。品切れ状態だったようですが、再発になりました。
ほぼ同じ選曲で40ページのブックレットがついている『CD Story』もおすすめです。
彼女が主演する映画も、最近次々とDVDになっています。50年代の作品がやっぱり楽しいですよね。
裸で御免なさい』(1956年マルク・アレグレ監督:写真左)や、『気分を出してもう一度』(1959年ミシェル・ボワロン監督:写真右)などのコメディが大好き。どちらのBBも、とびきりキュートです。
すてきな夜をバルドーと。
裸で御免なさい 気分を出してもう一度



谷村新司よ、フランスを目指せ
 2003/03/02

近はCDの売り上げが落ちているそうですね。違法コピーが増えたことと、ネットなどへの情報料の支出が増え、結果として音楽にお金がまわらなくなったため、と聞きました。レンタルやコピーじゃなくて、買いたい!という気持ちになるような作品を出せば、売れると思うのですが、そういうものでもないのでしょうか?
フランスはCDがかなり売れている国だという記事を読みました。ネットがあまり普及していないとか、コピーの技術が広く知られていないといった理由もあるそうですが、みんな音楽が大好き、という側面も無視できないそうです。確かに、年齢を問わずに人気のある歌手がいたり、誰もが口ずさむ曲があるようですよね。
先日One Dayで取り上げた『Le Zénith des enfoirés』を聞いていても、「愛の賛歌」を歌っていたり、歌い上げるタイプのおっさんくさい(と私には思えました)歌手への歓声がひときわ大きかったりします。もしかしたら、そうなのかもしれません。声量があり、上手い(ということになっている)男性歌手は人気が高いですよね。
日本でも、そういうタイプの人は積極的にフランスに行くと良いのではないでしょうか?よく「アメリカ進出!」と騒いでいるけど、フランスも
いいですよね。誰がいいでしょう。私は谷村新司さんに「昴」なんか歌ってほしいな。
追加のお話。
谷村さんは適当にあげた名前だったけど一応調べてみたら、びっくり。1998年の東京国際フォーラムの「第36回パリ祭」にも、石井好子さんたちと出てるのです!そうかー、ほんとに目指してるのね。

プチださ
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よだかはなぜ嫌われたか? 2003/03/01

をつくりながら、何度も読み返している『よだかの星』です。いくら読んでもよくわからないのは、どうしてよだかはあんなにも嫌われるのか、ということ。
「よだかは、実にみにくい鳥です」と冒頭に説明があり、よだか自身も「一たい僕は、なぜこうみんなにいやがられるのだろう。僕の顔は、味噌をつけたようで、口は避けているからなあ」と言っています。

醜いから嫌われた、と思えるのですが、それでいいのでしょうか?
バーキンのコンサートに行こうと思うので、手もとにあった『鳩よ!』(2000年3号)を眺めていました。特集が、セルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンなのです。
ここに掲載されていた「ブス論」(大塚ひかりさん)もついでに読んでみました。
興味深いことが書かれているのです。
大塚さんによると、物語や日記から見ると平安中期は「仏教的な悪業を犯すと、醜く臭く病気がちな体になるという法華経の教えが貴族に流行し」「醜い人、不遇な人を軽蔑し、笑い者にするのに憚ることがなかった」とのこと。
賢治が熱心な法華信者であったのは、つとに知られていることですが、星になれたのはそんな醜いよだかだけなのでした。
またいろいろ読んでみないといけませんね。勉強せねば。
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