| 見比べるのも楽し 2003/01/08 映画には、リメイクというのがよくあります。どっちが良く出来ているかとか、俳優はどちらが好きかとか、楽しみ方もいろいろ。昨日取り上げた『上流社会』(写真:右)も『フィラデルフィア物語』(1940年、写真:下、DVDの表紙はカラーですが、映画は白黒です)のミュージカル版のリメイクなのです。 |
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ビング・クロスビーやフランク・シナトラに加えて、とっても楽しそうなルイ・アームストロングの演奏や歌が堪能できる『上流社会』もおすすめですが、やっぱり私は、相手役がケイリー・グラントとジェームズ・スチュアートという『フィラデルフィア物語』の方が、見ていて楽しいのでした。 お金持ちで気の強い、でも可愛らしい女性という役柄は、グレース・ケリーでもキャサリン・ヘップバーンでも、ぴったり。でも、元気の良さで勝るヘップバーンの方が、この物語には合っているように思います。 |
| 作品としてのおもしろさは、『フィラデルフィア物語』の方が上かもしれません。やはりこの時期はハリウッドの“黄金期”ですよね。私の好きな作品も、ほとんどが戦前のものです。好きな監督も、エルンスト・ルビッチ、プレストン・スタージェス、ハワード・ホークスと、昔の人ばかり。 新しい作品は見ずに古い映画ばかり見て一生を終えてもいいかな、と最近思ったりします。 |
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| Swan Song 2003/01/07 白鳥といえば、その優美な美しさから、すぐさまグレース・ケリーが思い浮かぶ、と夫は言います。映画『白鳥』(“The Swan”)にも出演していた彼女に、相当の思い入れがある模様。 『上流社会』とならんで1956年に制作されたこの作品は、ご存じのようにハリウッドにおける彼女の最後の出演作品となりました。 その評価はともかく、当時26歳、眩いばかりの彼女の魅力をあますところなく映し出している作品だと思いますが、時折その表情に翳りが感じられるのも、あるいは演技だけのことではなかったのかも知れませんね。 レーニエ公に見初められた彼女は、その後まもなくモナコ王妃となったのでした。 |
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| この映画、アレック・ギネス扮する某国のプリンス(ただし、かなり年上)に求愛されるけど、ルイ・ジュールダンが演じる若くて情熱的な家庭教師にも心が動き、でもやっぱりプリンスと結婚しちゃうことになりました、という話(そう記憶していますが、違ってる部分があるかもしれません。ごめんなさい)です。 写真の彼女(→)は、どことなく悲しげに見えます。 |
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同じような年上の男性とのロマンスだったなら、ヒッチコックの『泥棒成金』(1955)の方がだんぜん素敵です。 お相手のケイリー・グラントは、アレック・ギネスより10歳も年上なのに、あのカッコ良さ! もしかして『白鳥』のグレース・ケリーが今一つ楽しそうに見えないのは、相手役の問題だったのかも。 |
| 『泥棒成金』のDVDは今月24日に発売予定です。この映画の蠱惑的な彼女を見ると、その先も女優としてのキャリアを重ねていたなら、とつい思ってしまう私です。 |
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| 白鳥 2003/01/06 近くの堤に白鳥がいました。カモは人の姿を見ると逃げていきますが、白鳥は逃げません。濃厚に餌付けされている場所ではないせいか、人にはあまり関心がない様子。 今はジビエのシーズンで、ときどきハンターの姿を見かけますが、白鳥は非狩猟鳥獣。捕ってはいけない鳥です。カモは狩猟鳥獣なので、人を恐れているのでしょうか。 近くで白鳥を見ると、思いのほか首が太くて驚きます。美女の首を「白鳥のよう」と形容する文章を読んだことがありますが、白鳥の首って、たくましいものなのですね。 |
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| バラのブローチ 2003/01/05 クリスマスとお誕生日が合体した豪華版のプレゼントです。花と葉がベルベットで、ラインストーンがアクセントに入っています。質感も造形も、ともかくすばらしい! くださったのは、友だちのカップル。夫も蝶ネクタイをいただきました。格調高いプレゼントに応えるべくがんばったメニュウは、カキとホタテのマリネ、ローストチキンサラダ、シカの赤ワイン煮。オレンジパンも焼きました。 お休みが終わっても、日常生活にすんなりと戻れないかも‥‥。 |
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夜明け前 2003/01/04 元旦の早朝。県内某所の海岸。 その海岸には初日の出を拝むために、大勢の人が集まっていました。自治体主催の催しなので、ダンプいっぱいの木に火がつけられ、本格的な焚き火で暖をとります。 車で待っている人もたくさんいました。でも、暖かい車内で全員爆睡というグループ多し。車の中で待つのは良くないですね。ほとんどのグループが、初日の出を見られなかったと思います。 |
| 丹下左膳其ノ二 2003/01/03 どうして丹下左膳の碑が福島県相馬市に?と思いますよね。私も?でした。 この碑の裏側には、こんなことが書いてありました(写真:碑裏面部分→)。 奥州相馬藩(六万石)、相馬大膳亮の家臣丹下左膳は、主君の密命を受け、関の孫六作、夜泣の名刀「乾雲丸、坤竜丸」をねらい、不浄門を出て江戸に向った。(中略)不忘が描いたこの型やぶりの相馬武士のロマンを偲び、ゆかりの地に碑を建て永く記念する。 |
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| これだけでは良くわからないのですが、どうも相馬藩のお殿さまが刀剣マニアだったみたいです。家臣の丹下左膳は「乾雲丸、坤竜丸」を求めて江戸に上り、大あばれするというお話です。 映画にもなっていると先日書きましたが、この話はラストが小説と映画ではずいぶん違うと聞きました(この部分の記述は、ノスタル爺さんの「丹下左膳の部屋」を参考にしました)。 映画では追いつめられた左膳は主君の相馬大膳亮にも見捨てられ、自暴自棄になって終わりますが、小説では左膳が刀を手に入れ江戸から船で戻る途中、松川浦の沖合いで行方不明になるという筋書きなのだそうです。 「相馬武士のロマンを偲び」と記すこの碑は、とうぜん小説に基づくものです。刀剣マニアのお殿さまに、そんな輩は知らぬ、と言われてしまってというお話では、ちょっと具合が悪いですものね。 周囲に「丹下左膳之碑知ってる?」と聞いて回ったのですが、だれ一人として知りませんでした。地元の人も知らないディープなスポットのようです。 |
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丹下左膳其ノ一 2003/01/01 明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いしますね。 さて、今年の年賀状。「あれは何?」と言われることの多い私たちの年賀状ですが、今年は2パターンありました。1つはまぁ普通の感じですが、もう1つはこれ(←)。「丹下左膳之碑」です。 この碑があるのは、相馬市の松川浦。ここから車で40分ほどのところです。そうとう大きなこの碑は、横に立つと「之」の辺りに私の頭がきます。高さは6メートル近いのではないでしょうか。 丹下左膳は、林不忘(はやしふぼう)の小説を原作とする架空の人物です。片目片腕の虚無的かつ超人的な活躍をするヒーローとして人気があり、映画やテレビでも繰り返し映像化されました。【3日↑に続く】 |
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